○電車
- (5/3) 17:50 アグラ → 7:44 ジャルガオン(930KM)
○タクシーをチャーターして一日観光
- ・ジャルガオンのホームで到着列車の乗車車両まで出迎え
・アジャンタ(世界遺産)(ジャルガオンから60KM)
・エローラ(世界遺産)(アジャンタから100KM)
・オーランガバードへ送迎(エローラから30KM)
○電車
- 23:10 オーランガバード → (5/5) 7:10 ムンバイ(374KM)
この日の一番の心配事は電車の遅延でした。というのもインドの電車は4~5時間当たり前のように遅れるということだったからなのです。もし万一列車があまりに遅れてしまった場合には、最悪アジャンタを見に行った後エローラに送ってもらい、そこで宿泊することも考えていました。
でも私の乗ったジャルガオン行きの電車ですが、1時間も遅れず8:30頃にはジャルガオンに到着してくれました。おかげでスケジュールは崩れることなく上記スケジュールのまま観光することができました。
タクシーの一日チャーターはデリーのピックアップと同じシゲタトラベルにお願いしていました。¥13000と予想以上に高額だったのですが、私は時間をお金で買う必要があったので、ちょっと高いなぁと思いつつもこれでお願いしていたのです。
時間があるなら、バスを使ってのんびりと1日1つづつ見る方が絶対いい気がします。バスなら時間かかるけど¥100とかで行けれるそうです。
あと、今回のスケジュールには走行距離を乗せてみました。というのもこのルートで大体1500KMを陸路で移動したことになるのです。1500KMってどの位かっていうと、東京~那覇間がその位なのです。
ジャルガオン到着
電車では駅到着のアナウンスは無いので、ちょっと早めに起きていて、電車が止まると印刷してきた駅名表を持って駅名を確認しに外へ見に行きます。既に一つ前の駅だったのですが予定時刻の30分程度の遅れでした。これならスケジュール通り観光できそうだ、とすごく安心しました。
ジャルガオンの駅に降りると、そこですぐ声をかけられ、ドライバーは私を見つけてくれました。
そのままタクシーに乗り込み移動開始です。
ごめんない。ここでは後ろ向きの写真しかとりませんでした。
タクシー内ではインドの国内の状況について、ジャルガオンの日本企業の工場について、本日の観光スケジュールについて、FUKUSHIMAについてなどなど、インドなまりのない標準英語で沢山のことを話しました。マンツーマンの英語のレッスンとしても最高だったのでちょっと得した気分です。
外は一帯デカン高原です。
アジャンタに近づいた頃、途中で友人を乗せると言って車を止め一人の男が乗り込んで来ました。「彼は2~3時間しか一緒にいられないけど日本語ができるので是非一緒に行きましょう。」というのです。
アジャンタ
アジャンタに近づいてきて、乗り込んできた男は日本語でこう言うのです。「入口から入っても良いけど、見晴らし台が上にあって、そこまで車で行って下って歩くことができるんです。その方が1時間から2時間は時間が節約できるしその方が楽ですよ。でもそれは今回の契約のコースには無くて追加のコストが必要です。チップ、そしてガソリン代600ルピーかかりますが、どうしますか?」って。タクシーのドライバーはダンマリでこの男が斡旋してきました。
そうか、シゲタトラベルにお願いしたこのタクシードライバーから直接言われないけど、その代わりこの男が言ってくるんだぁ。と理解しました。
でもこの日に要求されるチップはきっとこれだけなんだろうなぁって思ったこと、見晴らし台はガイドブックにもあり見に行きたいなぁ、ってことでお願いすることにしまいた。
見晴らし台まで送ってもらい、「600ルピーを、払ってください。」。素直にドライバーに渡しました。ドライバーは何もしゃべらず手を出し受け取るだけです。
その後ドライバーは車で先に駐車場に降りて行き、私とその男の2人で見晴らし台から歩いてアジャンタを歩くことになりました。
見晴らし台からのアジャンタは最高の眺めです。
早く見に行きたいって衝動にかられます。
見晴らし台から入り口まで下った後、その男とは一旦分かれアジャンタ内部へは一人で入りました。
アジャンタの石窟は28窟あるのですが、見どころは1・2・10・16・17・19・26番だよ言われ、ガイドブックに印を付けて中に入りました。
沢山の絵画
沢山の彫刻
素晴らしい!の一言でした。
アジャンタの土産物屋
アジャンタ遺跡を満喫した後また例の男と合流し、敷地内のレストランで80ルピーのランチを食べました。
そしてその後は例の男のハッピータイムです。
私の店そこですからちょっと寄ってってください。
キタ━(゚∀゚)━!!!!!
・見てください、この石像。水を掛けると色が変わるんですよ。
・この置物、中をくりぬいて作るの1週間以上かかるんです。すごいでしょう。
・宝石の原石です。素晴らしいでしょう。
もう、この手のことについてアグラでばっちり経験値をあげてます。
でも時間を無駄に過ごしてしまいました。私はエローラに早く行って遺跡見たいのです。ねばられたのでちょっと時間かかっちゃったけど、丁重にお断りさせていただきました。
そして駐車場でこのドライバーの友人なる男とはお別れとなりました。
最後去り際にはチップを要求されたのですが、見晴らし台を案内してくれたのはうれしかったけど、大事な時間を過ごしてしまったことがあり、考えた末気持ち200ルピーを出しました。
「最初にあなたを見た時、あなたは日本人だと思いましたよ。」
わぁお、イヤミだぁ。。。
さぁ、次はエローラだ。
エローラ
ちょっと疲れたのでタクシーではひと眠りしてました。目が覚めたらもうエローラです。
エローラはそれぞれの遺跡の目の前まで車で移動してもらいながらの観光でしたので、らくらく見ることができました。この猛暑でアジャンタ、エローラをコンプリートしてバテること無く観光できたのはタクシーのおかげです、今回のプラン、ほんとに良かったです。
エローラは100年以上もの間岩を削り続けて作った石窟。すごい、の一言です。
34個の石窟、全部見ることができました。
オーランガバードの土産物屋
エローラ見終わった後、時間はもう18:00になっていました。エローラは17:30までしか空いてないのでもうぎりぎりまで見た感じです。
というかアジャンタの土産物屋でエローラでの時間を逆算されて粘られたって感じもありますが。。。
オーランガバードに出発です。
ここでとうとうタクシーのドライバーも土産物屋を勧めてきました。
契約の時間を過ぎて、ドライバーとしてはサービスの送迎時間になったのではないかと思います。
今度はアクセサリーでした。
またもやお店に行っていろいろと見た訳ですが。。。
もうレベルMAXです。買うことなく終了です。
でも今までの土産物屋で一番高い値でした。ネックレスだのブレスレットだの本物の宝石だからと、1つ1つが数千ルピー!!!
いやぁ。。。いらないです。さようなら。
ということで、ディナーのレストランに寄ってもらったりとかもして、オーランガバードに送ってもらってツアーは終了です。
また寝台列車なので、時間まで駅のシャワーを浴びたり、駅にいる子供達と遊んだりして過ごしました。
寝台列車
この日、最後の列車なのですが、1ACという1列車にも数席しかない最高級のシートを予約しました。
最高級と言っても1230ルピーです。
4人部屋で内側から鍵はかけれるし、広くて快適でした。
でも、乗ったらすぐに寝ちゃって、起きたらムンバイに着く直前でした。
降りる間際ですが、こんなシートです。
次は最後の目的地ムンバイです。
インド旅行 6日目(5/5)ムンバイ観光 に続く
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